第2話 「吹矢場にいた女」 1970.7.19
小判の不正改鋳に関わった職人が密殺された事件に、時を経てスポットが当たる。一人生き延びるも盲いた爺さまを再び同じ殺し屋が狙うが、吹矢場には金さんが張り付いていた。
ロケ地
- 長い間監禁され「仕事」をしていた三人の金吹職人、金を貰い解放された途端殺し屋に遭う夜道、上賀茂神社ならの小川畔。暗闇に浮かぶ建物は神馬舎か。
- 市兵ヱの娘・お甲と外で会う忠五郎(稲尾一家小頭)、八坂神社南楼門前。二軒茶屋前の床机に腰掛け、市兵ヱを捜す不審な目明しのことを告げる。店の中に金さんがいて、二人の話に聞き耳を立てる。
- 平八で呑んでいて、市兵ヱの鈴を見て突っかかってきた浪人を尾行するお光たち、八坂神社絵馬堂脇〜セットへスイッチ・目明し留造宅へ。このあと金吹職人を斬った現場のならの小川畔へ。
- 吹矢場へ来た留造をシメる忠五郎たち、介入して留造を逃がした金さんに怒り、決着をつけに行く神社(?)、八坂神社摂社前。ラストシーンの殴り合いもここ。
- 亡き妹と瓜二つなお甲を見て惑乱した沖月浪人、そそくさ去る際通る神社は八坂神社境内。ぱっと鳩が飛び立つ。拝殿脇に金さんがいて凝視。
遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 敬太/蔵忠芳 千恵/新井麻夕美 熊公/津田伸 内藤与十郎/那保 お甲/村松英子 忠五郎/三島史郎 稲尾の松吉/近藤準 留造親分/木島新一 市兵ヱ/見明凡太朗 三戸屋官兵ヱ/北原将光 沖月弾正/中山仁
脚本/今村文人 監督/荒井岱志
※沖月の死に際、何者と問われた金さんそっと耳打ち・音は入っていない。
→ 遠山の金さん捕物帳表紙
※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。
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