遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第27話 「狼が狙った女」 1971.1.10

 島送りになっていた大物掏摸が帰還、足を洗って出直し、娘も縁付いてという話は、薄汚い野郎どもに邪魔される。それを金さんが、というパターンを踏襲しながら、本筋は空っ風の市兵衛という「掏摸を殺す」お奉行の人情話、お白州の段はほぼそれに費やされる。

小椋神社

ロケ地

  • 赦免船が着く港、唐崎。柵や小屋あしらい。唐崎の松も映っているが、囲いはされていない。
  • 市兵衛が娘の恋人・銀次と話したり、後段では獲物を狙う目つきで座る茶店、小椋神社参道にあしらい。このほか、伊立に逮捕されかけた際銀次に娘との結婚を考え直すよう言うシーンは稲荷社。市兵衛は育ての親だと、金さんに告白するお光のシーンは本殿脇。使いにたったお里が罠にはまり包みを強奪されてしまうのは今宮社への坂など、このやしろが市中の情景としてガンガン出てくる。
  • 娘から包みを盗ったならず者を見つけ問い詰める市兵衛、材木置場。

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 敬太/蔵忠芳 おその/水谷旺子 半次/島米八 熊公/津田伸 八公/瀬川新蔵 要町の文三/柳沢真一 伊立平助/玉川良一 銀次/佐々木功 お里/柚木れい子 朝吉/柳原久仁夫 やくざ/不動匡司 山形達之進/永田光男 佐野屋/天草四郎 市兵衛/安部徹

脚本/小川英、中野顕彰 監督/荒井岱志


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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