第4話 「花嫁を食う男」 1970.8.2
お光にそっくりの娘が二人も続けて殺され、当人もさらわれてしまう。裏には旗本家の事情、付け込む悪党がいて事態は最悪の方向へ転がっていた。
お白州のシーンはなく、遠山桜は死にゆく父親ただ一人に開陳される。
ロケ地
- 魚釣りの八熊コンビが女の土左衛門を発見する水辺、大覚寺放生池堤。釣れない鮒に腹を立てて大石を放り込むのは放生池←この結果水死体が浮上。
- またお光そっくりの娘が死体で見つかる谷中の墓地、くろ谷か(高台ぽい立地、遠景に庫裏と思しき大屋根)。
- 護衛と称しお光にべったり張り付くカナ文、嫌がるお光の計略にはまり目を離した隙に拉致のくだり、相国寺弁天社。鳥居前、絵馬堂、やしろ脇の溝など映る。夜間撮影。
- 拉致を手伝った駕籠舁きをシメる金さん、案内させた先でその男が消されてしまうくだり、屋敷裏手(?)の花頭窓は不明、あとで出る屋敷の門は相国寺光源院(ここはこのあと何度も出て夜昼両方の画あり。身なりを整えた遠山奉行が駕籠で乗りつけ、帰り際に表札を見て物思うシーンがある。駕籠が去ってゆく道は光源院の少し南から北望)。
遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 敬太/蔵忠芳 おその/水谷旺子 熊公/津田伸 八公/瀬川新蔵 幸兵ヱ/坂東調右衛門 千恵/新井麻夕美 内藤与十郎/那保 カナ文/柳沢真一 子分半次/樋口史和 蜂谷正之進/楠年明 老女/大久保光代 陣内繁蔵/杣英二郎 蜂谷彦九郎/松本克平
脚本/小川英、鴨井達比呂 監督/林伸憲
→ 遠山の金さん捕物帳表紙
※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。
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