遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第50話 「桜小僧が選んだ男」 1971.6.20

 遠山奉行の温情を受け遠国で暮らしていた女が伴侶を得るが、その男が新生活の資金にしようと目論んだ金は二人を悲劇の淵に落とすこととなる。
なんとか「桜小僧」おまさに幸せをと願う金さん、お奉行に迷惑がと身を縮めるおまさ、ともに泣かせる情話。

ロケ地

  • 和泉屋に金を貰うべく、三次とおまさが江戸さして行く街道、北嵯峨農地陵付近竹林脇。江戸へ八里半と書かれた道標あしらい。このあと品川の旅籠へ。
  • 病を発した三次を宿に置いて江戸へ出たおまさ、たちまち金さんに出くわし話を聞かれる堀端、嵐山公園中州掘割端(背後の塀はあしらいものか、忍返し付き)
  • 和泉屋が遣わした荒くれどもが三次を探し回る品川宿はずれの街道、北嵯峨農地竹林際、大きな石が置かれた道隈。
  • 三次が隠れる水車小屋、上賀茂神社ならの小川畔に設営。囮になって出たおまさが、夜の川を走り渡るシーンもある。
  • 北町奉行所イメージ、京都御苑管理事務所東門(バンクフィルム)

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 おしげ/山田桂子 おさと/浅川美智子 半次/島米八 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 おまさ/水上竜子 三次/長谷川哲夫 佐八/山本弘 遠州屋/田島義文

脚本/小川英、中野顕彰 監督/林伸憲

※クレジットは「遠州屋」と読めたが、実は悪者だった材木商の劇中呼称は和泉屋、映っていた店の看板にもはっきり和泉屋表記。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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