遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第57話 「幻におどる男」 1971.8.8

 金さんの馴染みの按摩が暗い顔、このところ誰かに命を狙われていると言う。気にかけていた金さん、「作為」を見て取り一芝居。
毒婦をびびらせる仕掛け、穴掘ったり埋めたり掘り返したり出てきたり、いいだけ遊ぶ。金さんが化けた般若の鉄のビジュアルが大笑い、猫も威勢よく飛んでいる。

豊国廟

ロケ地

  • 平八からの帰り道(夜)、粂の市が歩いていると横から竹の棒が差し出され転ぶ河畔、上賀茂神社ならの小川畔。右岸側に建物を演出。
  • 天神様へお礼参りに行く粂の市夫婦、豊国廟。石段で粂の市の下駄の鼻緒が切れてあわやという場面。下駄と杖が落ちた先に金さんが現れ、拾って上がってくる。石段の先に鳥居が映るロングもあり。
  • 粂の市の留守宅へ侵入したお尋ね者・般若の鉄が去ったあと、粂の市が帰宅するまでの時間経過を表すイメージの鐘楼、相国寺か。
  • 北町奉行所イメージ、京都御苑管理事務所東門(バンクフィルム)

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 おさと/浅川美智子 おしげ/山田桂子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 半次/島米八 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 お久/長谷川待子 徳右ヱ門/山村弘三 役人/森源太郎 粂の市/金田竜之介

脚本/小川英、胡桃哲 監督/林伸憲

※粂の市を殺す芝居、池にずふずぶやるアレ、フツー死ぬと思う。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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