遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第58話 「牡丹燈籠の女」 1971.8.15

 下駄ならぬ木鈴の音がカランコロン、一人暮らしの浪人のもとに通う女がアレで、濡れ場を覗いた八熊は大騒ぎ。けっきょく「霊」は犯罪のあったことを示し、恋しい男を連れてゆくのであった。

広沢池

ロケ地

  • 幽霊を見るのがいやで弁天池へ夜釣りに行く八熊、広沢池東岸汀。しかし鈴の音が響いて退散、あくる日船を出して捜索。
  • 死体が着ていた着物を剥いだ中間を捜す金さん、賭場から逃げたそやつを追うシーン、相国寺。賭場開帳の屋敷の門は相国寺大光明寺(側面、部分しか映らず)〜回廊脇〜宗丹稲荷(ここで見失う)。斬られて倒れているのを発見するのは植込み際、「あき…」と言い残したことから浮かぶ秋田藩上屋敷の門は林光院門(ここでは部分)
  • 秋田藩邸へ下女として入り込むお光、お糸と会うため待つ庭は相国寺方丈裏庭(苔の上に立っている)。お糸と称する腰元が来るのは方丈南廊下。そのお糸を夜ひそかに連れ出すシーンでは、林光院門が映る。
  • 北町奉行所イメージ、京都御苑管理事務所東門(バンクフィルム)
  • 江戸追放となったお糸の父・大黒屋、お糸と伊織の墓に参り去ってゆくシーンは相国寺墓地か。

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 おさと/浅川美智子 おしげ/山田桂子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 半次/島米八 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 半次/島米八 磯村伊織/伊吹吾郎 お糸/青柳三枝子 腰元/佃和美 お米/澤淑子 大黒屋吉兵ヱ/花柳喜章 老僧/原聖四郎 鳥居貞之助/幸田宗丸

脚本/小川英、武末勝 監督/林伸憲


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ