遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第59話 「次郎長を振った女」 1971.8.22

 桜吹雪のお奉行と、海道一の親分邂逅すの巻。
博打のいざこざで「人を殺めた」長五郎は故郷を退転するが、その際惚れた女から厄介な届け物を頼まれて江戸へ。金さんは彼が持つ高価な茶碗を見て「お察し」、戻る彼についてゆきお裁きは掛川藩町奉行所で行われるのだった。

今宮神社

ロケ地

  • 殿様の茶会へ出かける宗悦が拉致される道、不明(両側茂みの地道、土手設定)。賭場から逃げてきた長五郎が目撃。
  • 賭場の追っ手を殺してしまい川に流す長五郎、大堰川河川敷か。直後に拉致侍が現れ、引き上げたことが後に語られる。
  • 江戸入りした長五郎、賭場へ案内する男に仁義を切るシーンは今宮神社東門前、このあと参道を東へ。
  • 賭場ですって裸にむかれた長五郎、カタに出した茶碗の値段を金さんに聞かされるシーンは今宮神社神輿庫前。
  • 金さんと長五郎がゆく街道、林道か。高麗屋毒殺のかどで追われる紀三郎を見つけるシーンでは切通しも見える。箱根関所も同様の地形。
  • 掛川藩城イメージ、形は弘前城天守だが書割にも見える。
  • 茶畑で胡乱な作業をさせられる長五郎たち、木津川河川敷のそれか。宗悦の死体が出てギャー。
  • 掛川大茶会の待合室、不明(石庭から室内にパン)

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 要町の文三/柳沢真一 おさと/浅川美智子 半次/島米八 おしげ/山田桂子 志乃/榊ひろみ 紀三郎/石山律 深町秋庵/中井啓輔 村木/北原義郎 山上宗悦/五藤雅博 山寺屋/西川敬三郎 駒蔵/山本弘 助十/石沢健 荒木/千葉敏郎 柳原/中村錦司 大政/大橋荘多 小政/内田武樹 高麗屋/市川男女之助 清水の長五郎/山城新伍

脚本/小川英、武末勝 監督/河野寿一

※掛川藩の重職と、茶関係の商人が組んで贋物商売という筋立て。長五郎はのちに大親分になったと語られるが、ここではまだチンピラ仕様。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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