遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第9話 「役者がほれた女」 1970.9.6

 冴えない男が、役者をさしおいて思う女を射止めるの巻。弟も恋人もなくし江戸を去る女に、金さんの後押しを受けた兄哥が追いついてゆく。

宇治公園

ロケ地

  • 金さんが釣りをする大川、宇治公園岸辺。整備されて今は無い土の見えた汀で、鯉狙いの竿を出す。女たちが弁当を持ってくるが、金さんは小屋で寝ているという図。また、大和屋へ入った賊の死体が上がり検分されるのも同所、つごう二体分。橘橋を渡って来る画も出る。金さんが内藤の報告を聞くシーンには、宇治川先陣の碑まで登場。土手部分も映っていて、それ越しに甍がのぞく図も。
  • 芳次郎とお澄が話す夜のやしろ、上賀茂神社北神饌所。源太が校倉越しに見ている。
  • 大奥から預かり品の袱紗と引き換えに千両の取引が行われる夜の野上神社、欅の大木は上賀茂神社渉渓園のスダジイの根方。芳次郎は取引に失敗、逃げ去る。
  • 弟の遺骨を抱いて遠州へ帰るお澄、源太が追いつく街道は北嵯峨農地竹林際、石置場のところ。

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 敬太/蔵忠芳 おその/水谷旺子 熊公/津田伸 八公/瀬川新蔵 内藤与十郎/那保 半次/樋口史和 要町の文三/柳沢真一 源太/織本順吉 お澄/新井茂子 芳次郎/花上晃 裏方/小田真士 手代/疋田泰盛 大和屋/天王寺虎之助 佐野屋/幸田宗丸 市村芳之丞/浅野進治郎

脚本/松山威、茶木克彰 監督/佐々木康


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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