遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第94話 「大阪から来た男」 1972.4.23

 大坂から来た凶賊が跋扈、それを追って江戸へやってきた老目明しが、晴れて帰ってゆくまでを描く。
ご支配のダンナを賊に殺されたベテラン目明しが、職を解かれても悪党逮捕に執念を燃やし江戸まで出てくるのに対し、われらが文三親分ときたら、開始早々凶賊に怖じ縄張りからとんずらこいて半次に仕事を押し付ける始末で、常にもまして情けないのであった。

石塔寺

ロケ地

  • 一度お盗めをしくじった札差を再度狙うはやて組のくだり、札差が老中の命で下総へ御用金を運ぶ街道は不明(酒屋神社前に似た地道、里も見える)、襲撃場所の越谷宿・念佛寺は石塔寺(阿育王塔の奥の石塔石仏群)
  • はやて組の壊滅を見て十手も戻り、晴々と大坂へ帰ってゆく市助父子、不明(谷地田の奥へ行く道、路傍に瓦葺の小屋あり)

遠山の金さん/中村梅之助 お光/水原麻記 お里/浅川美智子 半次/島米八 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 市助/吉田義夫 お仙/小谷悦子 夏目俊二 北原将光 志乃原良子 藤沢薫 梶本潔 入江慎也 小笠原町子 国一太郎 宮城幸生 古閑達則 伊東好光

脚本/飛鳥ひろし 監督/河野寿一

※はやて組の首領で、天満同心に化けて出てくる銀次は夏目俊二(と思う)、役人のアイパッチは怪しすぎ。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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