ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第32話 「二度裁かれた男」 1974.5.12

 骨董品を狙う賊・卍組が跋扈、自分たちでは開けられぬ蔵が出てきたため、収監中の土蔵破り名人を使うという大胆な行為に出る。よりにもよってその囚人は、遠山奉行が特に情けをかけて更生を期した、あと少しで刑期を終える男なのであった。

大覚寺

ロケ地

  • 吉蔵も加え井筒屋で盗みをはたらいてきた卍組、三人が散開する夜の町角は大覚寺護摩堂前。ブツを抱えた辰が走るのは五社明神舞殿脇〜祠前。骨董狂いの黒幕にブツを渡し金を貰うのは大沢池船着(小)、屋形船が舫っている(船着場と書いた灯りがぶら下がっている。一味の行動を見届けた金さんは竹垣際、これと祠は演出)
  • 北町奉行所、大覚寺明智門。バンクフィルム。

遠山の金さん/市川段四郎 昇り竜の半五郎/工藤堅太郎 お町/高梨わかこ 忠太/井上茂 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 浅見重三郎/楠年明 三味線堀の伝助/谷村昌彦 樽平/桂小金治 吉蔵/田中明夫 おゆき/加賀ちかこ 松宮五郎 高野真二 田中浩 中庸介 市村昌治 酒井哲 藤沢宏 林三恵 小峰一男 特技・宍戸大全

脚本/小川英、遠藤仁 監督/鳥居元宏

※卍組は田中浩(浪人)、市村昌治と中庸介(この人が辰だと思う)。自害するふりまでしてみせた最初の被害者・甲州屋は高野真二、グルの旗本は松宮五郎(と思う)。井筒屋の後に狙われた灘屋の蔵を見張っていた人足の一人に福ちゃん(手鉤持って蔵の前に)。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


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