ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第36話 「半五郎母恋唄」 1974.6.9

 半五郎兄哥、瞼の母に会うものの、すぐに別れがやって来る。
いまわの際、母は「おっかあ」と呼んで泣く兄哥を突き放し、母ではないと言い張って逝く。

金戒光明寺

ロケ地

  • 近江屋の娘・お澄が半五郎を訪ねてきた際、長屋を出て外で話す二人、金戒光明寺経蔵前・阿弥陀堂脇。近江屋の若い衆が参道坂をのぼってきて、お澄を連れ戻す。阻止しようとした半五郎は打擲されたうえ、坂を転げ落ちる。
  • 近江屋の女将(後妻)・お紋を母でないかと思った半五郎、つけて歩くも剣突をくらう町角、今宮神社若宮社拝殿脇。突き放して去るお紋を呼び止める金さん、石橋。その後たとえ話で身の上を語るお紋は宗像社脇。
  • 事後、クサる半五郎を慰めに来る金さん(釣り支度)大覚寺大沢池船着(小)。雨が降っている。

遠山の金さん/市川段四郎 昇り竜の半五郎/工藤堅太郎 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 忠太/井上茂 浅見重三郎/楠年明 三味線堀の伝助/谷村昌彦 お照/田阪都 弥太郎/市川銀之助 樽平/桂小金治 お紋/長谷川待子 お澄/君夕子 天満屋/田島義文 二瓶秀雄 山口朱実 大月正太郎 疋田泰盛 世羅豊 由井恵三 特技・宍戸大全

脚本/小川英、茶木克彰 監督/井沢雅彦

※半五郎が語るとおり、借金のカタに売られた母は、お紋という名で天満屋の使嗾により近江屋乗っ取りのため後妻に入った次第。一味である番頭と先代の娘・お澄を娶せようとしていた。お澄は、殺された爺やのことを目撃者・半五郎に聞くため接触という流れ。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


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