ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第47話 「朱丸をつける男」 1974.8.25

 勤め先でおかしな「現象」を見てしまった女中は馘首され入水、金さんが通りかかって助けるが、事の根は深すぎた。
娘のことで捻じ込んだ親爺がフクロにされ重傷を負わされ、これを手術して助けるのが呑舟先生。破天荒な呑んべ医者で、金さんと意気投合する。

姫路城

ロケ地

  • 呑舟先生宅、不明(塔頭みたいな門、向かいに近接して建物あり。中にはお堂らしきものもあり、筋塀も見える)
  • 呑舟に阿片中毒者の特徴を聞いたお奉行、登城して該当者を捜すくだり、お城イメージに姫路城天守(三国濠から見上げの図)。奉行がゆく御廊下は大覚寺宸殿か。
  • 川端で物思いに沈む金さん、大覚寺大沢池船着(小)。呑舟と半五郎が来かかり、声をかける。この間、お新の長屋に「一味」の目明しが乱入し、術後の親爺を蹴って死なしめる。

遠山の金さん/市川段四郎 お照/田阪都 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 浅見重三郎/楠年明 昇り竜の半五郎/工藤堅太郎 お新/服部妙子 勘助/小鹿番 勝部演之 沼田曜一 服部哲治 小笠原まり子 永田光男 小田真士 那須伸太朗 疋田泰盛 矢部義章 特技・宍戸大全 呑舟/殿山泰司

脚本/池田一朗 監督/井沢雅彦

※お新の奉公先は材木商の檜屋、あるじは勝部演之。つるむ目明しは沼田曜一。彼らに阿片を提供され中毒になっている大目付は永田光男。
※タイトルの朱丸は、呑舟が人の額に描くもの。描かれた者は卒中、労咳などと死にざまを言い渡され震えあがるという寸法。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


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