ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第5話 「鬼女の涙」 1973.11.4

 荒っぽい手口で金持ちのヒヒ爺から金を毟り取る姐御、家では棄児を八人も養う優しい「おっかさん」。彼女の過去には、そうせずに居られない深い訳があるのだった。

今宮神社

ロケ地

  • お駒が喜平次に呼び出され盗みの手伝いを迫られるシーン、今宮神社絵馬堂下。このときは断り、嘲って去る。
  • 美人局をはたらいたお駒を三日も捜していた半五郎、ようやく見かけて突っかかるが返り討ちの町角、今宮神社稲荷社裏・摂社前。
  • どこかの若旦那をひっかけて美人局をはたらこうとするお駒一味、若旦那をおだてつつ来る夜道は大覚寺五社明神、このあと屋形船のシーンはロケかセットか不明。
  • 大津屋の元奉公人が土左衛門で見つかる大川(?)宇治公園宇治川左岸河川敷(水制?の汀に乱杭、流れはあまり無い)。後段、大津屋の昔の名が自分を捨てた父と同じなのを知り物思うお駒のシーンもこの宇治公園の法面。
  • 北町奉行所、大覚寺明智門。バンクフィルム。

遠山の金さん/市川段四郎 三味線堀の伝助/谷村昌彦 お照/田阪都 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 忠太/井上茂 浅見重三郎/楠年明 弥太郎/市川銀之助 昇り竜の半五郎/工藤堅太郎 お町/高梨わかこ 樽平/桂小金治 美川陽一郎 永井秀明 上野山功一 白川浩二郎 伝法三千雄 柳川清 山田圭子 三田雅美 坂東京三郎 由井恵三 江原政一 岡本健 特技・宍戸大全 お駒/宮園純子

脚本/小川英、茶木克彰 監督/鳥居元宏

※紀州御用の漆器問屋・大津屋は美川陽一郎、結局お駒の父ではなかった設定。紀州さまの御用をしくじらせ後釜を狙うライバル・上州屋は永井秀明、その使嗾を受け動く賊・喜平次は上野山功一。ラス立ち福ちゃん入り、賊の一味。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


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