第6話 「弥太郎初恋ざんげ」 1973.11.11
伝助たちが見た侍殺し、金さんに調査を頼まれた弥太郎は宇和島藩と聞いて渋る。そして、むかし泣く泣く別れた愛しい女が、事件の渦中にいることを知るのだった。
ロケ地
- 百合江の夫・青木(波多野博)が押し包まれ斬り殺される、宇和島藩下屋敷裏の夜道、相国寺大通院前路地〜鐘楼前。
- 青木邸、宝塔寺塔頭・直勝寺(参道北側)。周囲の坂と併せて何度も出てくる。
- 宇和島藩下屋敷の賭場、裏口から出てくる半五郎と中間の伊助、宝塔寺参道坂北側の冠木門。そのすぐ下の塀際に、弥太郎が屋台を出している。坂の下から大沢が来て、伊助をじろり。
- 伊助が土左衛門で見つかる丼池、不明(窪地の溜池)。
- 百合江が駕籠で連れられてゆく四国屋の寮、中山邸門。「境内」の建物も使うもよう。室内はセット撮り。
- 宇和島藩江戸家老・藤井邸、東福寺一華院。医者の下男に化けて金さん潜入のくだり、門から式台玄関へ進む。半五郎を救出して逃げる際は、門前の塀際で立ち回り、大機院の坂が映り込んでいる。
- 屋台を出している弥太郎を訪ねてくる百合江、上賀茂神社ならの小川畔藤棚脇。二人話し込む際には、神事橋たもとが使われる。
遠山の金さん/市川段四郎 三味線堀の伝助/谷村昌彦 お照/田阪都 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 忠太/井上茂 浅見重三郎/楠年明 弥太郎/市川銀之助 昇り竜の半五郎/工藤堅太郎 お町/高梨わかこ 樽平/桂小金治 青木百合江/亀井光代 藤井門太夫/森幹太 大沢武兵ヱ/中井啓輔 四国屋利兵ヱ/新井和夫 北原将光 波多野博 千代田進一 久保木貴利 坂本高章 藤川弘 木原広和 特技・宍戸大全
脚本/有馬泉 監督/荒井岱志
※ラス立ち川谷拓三入り、四国屋の用心棒。北原将光はお白州陪席の留守居役。
→ ご存知遠山の金さん 表紙
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