2015.12.6時代劇専門チャンネル/松竹
キャスト
清次郎/中村梅雀 おいし/高岡早紀 弥之助/山田純大 政吉/本田大輔 清次郎(幼少)/前田旺四郎 おいし(幼少)/弥武楓 大石昭弘 大迫英喜 美藤吉彦 田中尚樹 平野道彦 堺翔太 泉知奈津 森川航 古和咲紀 山村嵯都子 鳴門屋/本城丸裕 喜平/細川純一 吉蔵/山本亘 おせつ/藤田弓子
原作/藤沢周平「冬の日」
脚本/中村努
監督/井上昭
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風のつよい寒い夜、凍え切った仕事帰りの男が温もりを求めて飛び込んだ酒肆、そこに運命の女はいた。
心残りだった遠い日の思いが、その夜から動き出す。
男も女も運の悪さに鼻面を引き回され辛い目に遭い続け、この再会によっても不幸は舞い込み痛い目をみるが、二人一緒なら乗り越えていけると思うのだった。
ロケ地
- 清次郎の回想、但馬屋の娘・おいしのお供をして道を行く丁稚時代の清次郎、大覚寺放生池堤。ここで悪ガキどもが出て、おいしが連れ込まれ無体をはたらかれかけるのは五社明神。大人たちが気付いてケダモノどもを追い払うが、清次郎はボコられて血だらけ。
- 勤め先の呉服屋が潰れ、その際の騒動で入牢し百叩きにあった清次郎、その後古着の担ぎ商いであちこちを回るくだり、守山第一なぎさ公園(土手〜畑地、雪嶺がちらり)、大覚寺心経宝塔前(茣蓙を敷いて店を出す)、仁和寺中門(お昼をつかう)、神護寺石段(段に腰をおろし汗を拭き小休止、裸の子らが駆けあがってゆく)、大覚寺天神島木の根方(店を出す)。
- おいしの長屋を訪ねる清次郎、行き帰りに通る細道は今宮神社稲荷社・摂社間。おいしの悪いヒモとすれ違う。
※協力に京都組、監修は能村庸一氏で、時代劇専門チャンネルによるオリジナル制作作品。藤沢周平新ドラマシリーズ四篇の一。
※おいしが勤める酒肆「せつ」は女将の名から。おいしのDVヒモは弥之助、タイマンでは清次郎に負けたので、古着屋襲撃乱暴狼藉には人数を引き連れて来る。
※「遅いしあわせ」にも出ていたペア地蔵、今回も松竹セットのあの橋のたもとに。クレジットが出終わったあと、この地蔵が映って台詞あるので、ちゃんと最後まで見ないとだめ。
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