ご存じ金さん捕物帳

ご存じ金さん捕物帳

橋幸夫主演作品、1974.9.29〜1975.3.30 NET/東映


第12話 「罠の中の花嫁」 1974.12.15

 玉の輿に乗るはずだった娘が殺され、当の大店には持参金つきの嫁が来る手筈に。火事で傾いた身代を立て直したい大旦那の意向がはたらいていたが、大ワルが店に入り込んでいたことで事態はややこしくなる。
若旦那と金持ちの娘の仲はうまくいき、彼らに関する「犯罪」には目をつぶる、江戸っ子奉行なのであった。

永観堂

ロケ地

  • 勤め先で長吉に言い寄られるおみち、永観堂放生池畔に茶店、その屋根にのぼって遠眼鏡で二人を覗く風山、二人は対岸に。弁天社の鳥居が映り込んでいる。
  • 長吉の家へ行く金さん、その途中浪人に斬りつけられるお玉ヶ池畔は大覚寺放生池堤。権三が来たため、浪人は五社明神の方へ逃げてゆく。浪人、顔は見せないがのちに伊佐次と判明。
  • 事後、殺されたおきぬの墓に参る松吉とおさと、永観堂墓地。長吉が来て悪心を起こしたことを詫びる。彼らを見ていた金さん一行は一段上の墓地、その後引き上げてゆくのは御影堂脇石段。

金さん/橋幸夫 枯杉風山/柳沢真一 権三/南道郎 おみち/紅景子 おさよ/佐野厚子 お雪/中川三穂子 太吉/山田太郎 松吉/長谷川明男 おさと/有吉ひとみ 伊佐次/川合伸旺 花上晃 有馬昌彦 石浜祐次郎 不破潤 武田てい子 林三重 桂登志子 特技・宍戸大全

脚本/押川国秋 監督/井沢雅彦

※松吉は信濃屋若旦那、おきぬに斬りつけるが殺せていなかった大旦那は有馬昌彦(と思う)。元侍の番頭は伊佐次、金さんとはむかし道場で立ち会ったことがある設定、剣が邪まとか言われている。おさとは信州の生糸問屋の令嬢、明るいお転婆設定。御付きの女中は武田てい子。
※遠眼鏡テストに出ていた風山、おきぬ刺殺現場を目撃。しかし行ってみると死体が移動していて、投棄された筈の凶器も消えているという「ミステリー」。


→ ご存じ金さん捕物帳 表紙


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