橋幸夫主演作品、1974.9.29〜1975.3.30 NET/東映
第16話 「芝居のいのち火」 1975.1.12
江戸庶民の楽しみである芝居小屋を、御改革から守る遠山奉行の巻。
水野老中とその腹心・鳥井は、座の「失火」に乗じ、再建を永久に禁止しようとしていた。
ロケ地
- 江戸城イメージ、姫路城天守を石垣際から見上げる図。水野越前守が両町奉行を呼び出し、芝居小屋永代取り潰しについて諮るくだり。
- 南町奉行所、大覚寺明智門(門番つき)。芝居小屋の火事の調書を北町へ貸したことを怒る、鳥井の側用人・赤垣のくだり。
- 一味を探っていて怪しまれた太吉がヤバいところへやむなく介入する金さんのくだり、その場から逃げた黒幕の頭巾の侍(赤垣)を追ってシメる金さんは広隆寺塀際か(木が無いから、映画村の中のそれかも)。
金さん/橋幸夫 枯杉風山/柳沢真一 権三/南道郎 おみち/紅景子 太吉/山田太郎 筒井和泉守/山村聰 水野/武藤英司 鳥井/小笠原良知 赤垣/山本清 小田部通麿 井上茂 滝譲二 柳原久仁夫 波多野博 伝法三千雄 森秀人 大月正太郎 大城泰 坂東京三郎 新城邦彦 桂登志子 特技・宍戸大全 お景/藤圭子
脚本/安藤豊弘 監督/林伸憲
※鳥井は狡猾に立ち回り、赤垣の自裁で終わる。小田部通麿は放火実行犯、井上茂はその手下のチンピラ。
※藤圭子、芝居小屋のお針子だったが火事で一時失職、おみちの伝手で風山の酒肆に働きに出る次第。芝居は棒、歌はなし。
※赤垣から金さんのことを聞いた鳥井、「桜の刺青?噂では北町奉行は背中に」。
→ ご存じ金さん捕物帳 表紙
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