鬼一法眼

鬼一法眼

若山富三郎主演作品
1973.10.7〜1974.3.31日テレ/勝プロダクション、全26話

原作/五社英雄、神田たけ志
音楽/冨田勲
ナレーター/睦五郎


第14話 「花の舞台」 1974.1.6

 堺の納屋衆に頼まれ、麻薬密貿易に関わる男を求めて、法眼は横浜へ。その地では、お菊の再会という心温まる出来事が待っているが、彼女と親しい道化がどうにも怪しいのであった。
定吉と「お侍さん」の間に立って苦悩する、お菊の悲痛な叫びが、賞金稼ぎの凍てついた心を動かす。

鳥居本八幡宮

ロケ地

  • お蝶一座が小屋掛けする神社境内、不明。セット併用か。
  • 法眼が野営する林、鳥居本八幡宮。外国奉行所吟味役・宇多左門が誰何しに来たり(夜仕立ての画)、とっちめられた万蔵が乾分連れて仕返しに来たり(餅で返り討ちにされる、傑作な画。こちらは昼設定)する。
  • 「丈吉」を連行せず去る法眼、琵琶湖岸。遠景、河口州が長くのびる。

唖侍(鬼一法眼)/若山富三郎 お菊/ジュディ・オング 定吉/西村晃 お蝶/賀川雪絵 宇多左門/中山昭二 万蔵/神田隆 三鶴/小松政夫 能登屋/高松政雄 三太/大杉潤 侍/加藤伯明、亀井賢二、中村博美 座員/尾形徳香、和田康子 菊乃(少女時代)/瞳順子 建之介(少年時代)/大森久綱 柳田藤右衛門/郡司良 柳田松江/高木峯子 ゴンザレス/レイ・ロイド 相良筑後守(卍)/勝新太郎

脚本/東條正年 監督/三隅研次

※定吉は白塗りの道化、口がきけぬふりをしている。晴れて舞手として華やかな舞台に立つお菊をひとめ見に行かせてもらい、そのまま見逃される次第。
※わるい役人である「弟の部下」に捕まった法眼、「外国奉行」のお白州に引き出される。


→ 鬼一法眼 表紙


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