鬼一法眼

鬼一法眼

若山富三郎主演作品
1973.10.7〜1974.3.31日テレ/勝プロダクション、全26話

原作/五社英雄、神田たけ志
音楽/冨田勲
ナレーター/睦五郎


第23話 「寒椿慕情」 1974.3.10

 父を廃人にし母を死なしめた者への仇討ちを志す娘、出会いのアクシデントから、なし崩しに彼女に手を貸す法眼。願いを遂げさせてやったあと、もちろん娘のもとにとどまることなく去ってゆく法眼だが、路傍の椿を思いのよすがに手折るのであった。

ロケ地

  • 義助の墓、不明(立地は高台にも見え、周囲は林で竹林もある。墓の間に木も生えていて、小谷墓地みたいな感じ)
  • おりんの父の死後、ごん七を求めて街道に馬を駆る法眼、峠道と思しき道〜冬枯れの土手。イカサマが見つかり制裁を受けているごん七を見つける法眼のくだり、竹林の中の墓地(義助の墓や、8話の墓地と同所か。六地蔵の屋形も見える)。ごん七を引いてゆく街道、雪嶺をバックにした土手、大堰川堤か。
  • 仇討ちを遂げさせてやったあと、当地を去る法眼、馬を駆る道は河川敷か(水たまり渡渉、水辺、轍のついたススキ原)。使いまわし映像の土手も出る。

唖侍(鬼一法眼)/若山富三郎 おりん/珠めぐみ おしま/北林早苗 おまさ/桜むつ子 源次郎/高木均 ごん七/潮健児 平木又蔵/佐藤京一 喜平/北原将光 義助/飯田覚三 大家/北見唯一 人足/広瀬義宜 人足/川崎裕之、坂下光一郎 太郎吉/長良俊一 花/駒田聡子 菊乃(少女時代)/瞳順子 建之介(少年時代)/大森久綱 柳田藤右衛門/郡司良 柳田松江/高木峯子 ゴンザレス/レイ・ロイド

脚本/重森孝子 監督/安田公義

※おりんの住む長屋は石浜町。長屋のカミさんにおりんの婿扱いされ、紋付き袴に着替えさせられる法眼が可愛い。
※ごん七は、回船問屋を営んでいたおりんの父をハメる際手先をつとめた男、問屋場の人足。


→ 鬼一法眼 表紙


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