遠山の金さん II

1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日

第11話 「女の斗い 守ってみせます晴舞台!」 1986.1.7  8

 森村座を次々と襲う不幸、小屋主の横死に次いで、多額の借金判明、後継ぎ娘への無体に加え放火。全ては、十三年前馬鹿な経緯で一座を去った女の逆恨みからきていた。
ひどい目に遭ったお凉だが、座の人々や町衆、加えて金さんの情に触れ、小屋主を継ぐと微笑むのだった。

仁和寺

ロケ地

  • 小屋主が殺されて見つかる町角、仁和寺経蔵前の草地。
  • 小屋主の墓、不明(傍らには五輪塔とかある林間、立地は高台?)
  • 隼一家について調べ報告する早田、仁和寺水場下に茶店設営。一段上がった大師堂前にも露店あしらい。
  • 札差から融資を受けうきうきと帰る途中ひったくりに遭うお凉、仁和寺塔下。追うも見失うのは九所明神。

遠山金四郎/高橋英樹 お弓/由紀さおり 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 お蘭/かたせ梨乃 捨八/佐藤晟也 青目久蔵/西川のりお 早田彦十郎/宮尾すすむ おはん/中尾ミエ お京/柏原芳恵 加納新兵衛/石橋雅史 辰五郎/岩尾正隆 おとき/山口奈美 吾平/北見唯一 三田篤子 中村錦司 徳永まゆみ 池田謙治 平河正雄 小坂和之 疋田泰盛 壱岐愛香 酒井雅代 浜田隆広

脚本/石川孝人 監督/田中徳三

※クレジットには「お京」と出ているが、劇中呼称および小屋の幟やまねきは「お凉」。前髪くりんと出してて可愛い。お凉の父の小屋主は中村錦司、座の下男の爺さまは吾平。むかし座にいてものにならず去った女がおとき、小屋主を誑し込もうとしたが幼女だったお凉が阻んだかたち←これを恨んでいて小屋乗っ取りを企む。情夫が火盗改召捕方与力の加納、嫌がらせに加担する隼一家の親分は辰五郎。ラス立ち福ちゃん入り、チンピラ。
※おはんは常磐津の師匠、船宿の馴染み設定。特段の説明なく、船宿・ゆみで飯を食っている場面で登場。


→ 遠山の金さん II 表紙


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