遠山の金さん II

1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日

第13話 「長崎から来た麗人 不知火太夫!」 1986.1.21  8

 長崎屋を探っていたのは若衆姿の女、そのなりで長崎踊りの舞台に立つ。もちろんこれは仮の姿、公金横領の罪を着せられ職を解かれた長崎奉行の妹御の、兄を救いたい一心からの決死の覚悟であった。

大覚寺

ロケ地

  • 行商人姿の男が浪人らに追いつかれ斬り殺される夜の町角、大覚寺五社明神・有栖川畔摂社群脇。検分は昼間、舞殿脇で。
  • 夜釣りと称し船を出させ、長崎屋の蔵に近づく不知火太夫、広沢池東岸と映画村セットのプール端の蔵を切り替え。
  • 行商人は長崎奉行下役の侍だったと報告する早田、仁和寺裏塀(境内)。お蘭もいて、長崎奉行・高林のことを報告。
  • 長崎屋へ忍び、娘のおきくと話す不知火太夫、回想の、長崎屋父子が江戸で商いをはじめるため旅立つ峠、酵素付近かもと思われるアレ。奉行と縫が見送る。
  • 長崎屋の用心棒に見つかり手傷を負った太夫を船宿へ連れて行く金さん、広沢池東岸

遠山金四郎/高橋英樹 お弓/由紀さおり 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 お蘭/かたせ梨乃 捨八/佐藤晟也 青目久蔵/西川のりお 早田彦十郎/宮尾すすむ おはん/中尾ミエ 高林縫/高汐巴 源蔵/梅津栄 おつね/長尾深雪 坂口徹郎 加藤由美 きくち英一 重久剛一 三田篤子 楠年明 藤沢徹夫 波多野博 小峰隆司 志茂山高也 入江武敏 川勝誠 花柳陽要

脚本/志村正浩 監督/田中徳三

※長崎奉行の妹・縫が不知火太夫、波多野博は縫の事情を知る一座の人、奉行・高林は坂口徹郎。源蔵は耳の聞こえない長崎屋の庭師、よくある「実は冴えないあのオッサンが」というパターンの黒幕なのだが、長崎屋の後妻・おつねの情夫設定で、このキツい女の方が主犯格っぽい。小峰さんは冒頭殺される行商人。
※長崎踊りはけっこう尺を割いていて、なんかレビューみたい。女の子がキャーとか叫んでるし。


→ 遠山の金さん II 表紙


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