遠山の金さん II

1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日

第9話 「夕顔の女 炎のような愛でした!」 1985.12.10  8

 女医見習いで長崎留学を志す娘は、或る日養生所医師の恋人を喪う。
彼を斬らせたのは阿片密売組織、養生所へ仕入れて薬種問屋へ流す構図を、青年は調べ上げていた。そして、一味にはあろうことか娘の父が関わっているのだった。

下鴨神社

ロケ地

  • 茜の回想、兵庫の様子が変だった、殺される前に会った町角、相国寺鐘楼脇。
  • 茜を船宿から連れ出して話を聞く金さん、下鴨神社二の鳥居前〜参道石橋上。彼女の父の薬種問屋・能登屋が店を出した経緯など聞く。
  • 加賀屋寮、大覚寺望雲亭。ここが阿片窟予定地で、黒幕と密談などもする。お蘭潜入時、門内外で立ち回りも。
  • 娘のため道中手形を入手してきた能登屋を呼び止め、悪事を指摘し大喝する金さん、下鴨神社切石橋〜橋たもと林間。
  • お紋と殺し屋連に連れ出された能登屋、「娘を連れて寮へ来い」と脅される町角、相国寺鐘楼裏手〜川跡(殺し屋の一人は河床を歩く)〜弁天社。

遠山金四郎/高橋英樹 お弓/由紀さおり 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 お蘭/かたせ梨乃 捨八/佐藤晟也 青目久蔵/西川のりお 早田彦十郎/宮尾すすむ 茜/高倉美貴 尾島玄沢/中山昭二 五郎蔵/高城淳一 お紋/日向明子 桜庭主膳/江角英明 伊庭剛 池田謙治 三田篤子 高並功 山庄司安史 山田良樹 渥美博士 徳兵衛/今福将雄

脚本/土橋成男 監督/宮越澄

※能登屋と同業で同じ頃に出店した加賀屋は五郎蔵、彼の女がお紋、きっついご婦人。グルの養生所医師は玄沢、黒幕の勘定組頭は桜庭。
※茜、実は拾い子で血縁無しという、とってつけたような設定もあり。


→ 遠山の金さん II 表紙


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