2018.2.17フジ 土曜プレミアム
キャスト
眠狂四郎/田村正和 操/吉岡里帆 金八/八嶋智人 武家の女房/雛形あきこ 侍/原田龍二 水野越前守/堀内正美 玄妙斎/本宮泰風 小弥太/横山歩 少年狂四郎/南岐佐 峰蘭太郎 真砂京之介 イアン・ムーア 松平主水正/津川雅彦 田井克幸 金子珠美 黒川英二 中村彩美 いわすとおる 橋本隆志 山口幸晴 木村風太 狂四郎の母/松本若菜 空然/中原丈雄 文字若/名取裕子 加賀美耀蔵/椎名桔平
原作/柴田錬三郎「眠狂四郎無頼控」
脚本/齋藤雅文
音楽/栗山和樹
監督/山下智彦
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育ての親の死を知った狂四郎は江戸へ戻ってくるが、空然は彼を呼び寄せるために殺されたのであった。
狂四郎を父と呼ぶ娘、次いで兄と呼ぶ男が現れるがもちろん大いに訳あり。過去の因縁が闇から立ち上がるが、狂四郎の剣はそれを薙ぎ払う。
ロケ地
- 桜咲く道をゆく狂四郎、大覚寺大沢池堤。のぼってゆく夕暮れの坂、金戒光明寺永運院下坂(善教院の向こうに町を合成)。武家女に声をかけられる夜道は随心院裏塀際(招き入れられる荒れ屋敷はセット撮り)。
- 空然和尚の勇勝寺、山門は百済寺赤門。お堂は愛宕念仏寺本堂で、石仏群も映る。金八にここで育ったと述懐するシーンは龍潭寺山門。主水正の回想で出る狂四郎の母のくだりで使われているお堂は龍潭寺本堂、母の死後和尚におぶわれて寺へ戻る狂四郎のシーンは龍潭寺墓地〜本堂渡廊下。後段、寺を出てきた狂四郎に寄ってくる操のくだりでは、百済寺参道坂〜赤門が出てくる。
- 主水正の駕籠を襲う玄妙斎たち、毘沙門堂・勅使門下参道。狂四郎が来合わせ立ち回り。
- 江戸城イメージ、姫路城天守。御廊下をゆく水野老中、東福寺方丈渡廊〜前縁(加賀美に声をかける)。
- 狂四郎につきまとうもまかれる操、大覚寺放生池堤。捜すシーンは護摩堂前。食い詰めた小弥太が人足の飯を狙う普請場は放生池畔に演出。逃げた小弥太をつかまえ説教する操、遣水跡。
- 江戸城イメージ、姫路城天守。鯉に餌やりの水野を呼びに来る加賀美、随心院本堂前池泉。南町奉行・矢部(峰蘭太郎)に罷免を言い渡す座敷は金戒光明寺方丈(虎の間)。
- 下城してきた矢部とお供に刺客殺到のくだり、仁和寺九所明神鳥居〜拝殿〜本殿。
- 母と遊び折鶴を川に流す子、上賀茂神社ならの小川。眺める狂四郎は神事橋上、操が寄ってくる。
- 老中・水野邸イメージ、随心院薬医門。ここへ向かう狂四郎がゆく町角、神護寺和気公廟所前。
- 野望潰えた加賀美、文字若を拉致し狂四郎を呼び寄せる「鷺ヶ森加賀美屋敷」イメージは毘沙門堂石垣を見上げか。
- 事後、一緒に行こうと手を差し伸べる操の幻を見る狂四郎、神護寺石段。見返りの景には、蛇行する川や町が合成されている。
- 竜胆を見て狂四郎を思い一礼して去る旅姿の操、西の湖園地。
- 狂四郎がゆく水辺、沢ノ池堰堤〜東岸土手。
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