第10話 「母恋い馬子唄」 1969.10.6
生き別れた母にいつか会える日を夢み、そのときおっかさんが金に困っていたらあげるのだと、なけなしの銭を貯める健気な馬子。
そして邂逅、立場上身動きのとれぬ母のため、身分を明かし事をおさめる老公、幸太の元気な声に送られ当地を去るのであった。
ロケ地
- 松坂宿手前、逃げたアオを止める前に一行が渡っていた橋、若森廃橋に似る。橋から山まで道が通じていて、馬はそこを走ってくる。土手にはけっこう背の高い松。
- 幸太に見送られ渡し船に乗る一行、保津峡手前の大堰川右岸流入河川河口部。本川の蛇行の先、左岸側に見える里は保津町今石の里?子が手を振る岸は雑水川河口か。
※馬子・幸太は雷門ケン坊、片桐藩次席家老の奥方となっていた母は千之赫子。幸太が姉のようになつく宿の女中は尾崎奈々。
脚本/鈴木則文 監督/船床定男
→水戸黄門第一部表紙
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