水戸黄門 第一部

第19話 「どっこい生きてた湊川」 1969.12.8

 湊川近くの街道で、たまたま古い墓石を見る老公。大楠公のものと知り再建を思い立ち土地の石屋を訪ねるが、職人は博打に狂いもう長い間仕事もしていないふうなのだった。

木津川

ロケ地

  • 大楠公の墓石が埋もれていた野原、木津川河川敷。臨時の作業小屋を建ててあり、まわりは茶畑や葦原、堤に古いタイプの階が見える。導入は、石を積んだ大八を暴走させている甚八のシーン、この坂は土手法面。ラストシーン、晴れて完成した碑のセレモニーのシーンでは遠く河原も見えている。老公たちが去ってゆくのは堤、最後まで「橋」は映らなかった。

脚本/吉田哲郎、梅谷卓司 監督/山内鉄也

※博打に狂い生業を疎かにしている石工・吉五郎は大辻伺郎、女房は桜町弘子、彼女の父の石工の親方は月形竜之介。吉五郎を陥れるヤクザの親分は吉田義夫、怖い用心棒は上杉高也、手下の浪人に福ちゃんチラリ・口ひげ付き、ヤクザの下っ端に市村昌冶。石工たちや老公一行を叱り飛ばす、大名行列の先触れに小峰さん。甚八は佐藤蛾次郎、吉五郎の弟分の石工。


 →水戸黄門第一部表紙

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