第21話 「子の刻登城」 1969.12.22 神君のひそみに倣い、子の刻登城の習慣を残す高遠藩。毎年先陣を切るのは、徒士組の頑固おやじ。近習をつとめる上士の倅どもは近頃華美に流れており、その親爺が煙たくて仕方ないうえに、娘に言い寄って断られ憎さ倍増。若僧の陰謀は古武士を追い詰め、遺児たちは絶望するが、老公がきついお灸を据えに乗り出すのであった。 ロケ地
脚本/浅井昭三郎 監督/内出好吉 ※徒士組の下級武士・鎌田新左衛門は中村竹弥、父のため鎧を受けだしに行って倒れ老公らに保護される娘の早苗は亀井光代、彼女の許婚者の賄方毒味役は坂口徹。新左衛門の朋輩の相沢は波田久夫、新しい鎧を買いそろえ鎌田に嫌な顔をされる。城へ乗り込んだ老公に斬りかかる藩士に福ちゃん、杖でどつかれて吹っ飛び。 →水戸黄門第一部表紙 |