第11話 「四人の無法者」 1970.12.7
先乗りの弥七が出会った怪しの四人組、果たして極悪人。彼らは奥州屋の富の簒奪を目論んでいたが、これに弥七の旧知の親爺が巻き込まれてしまう。
しかし老公らの介入で悪は懲らされ、親爺の娘の、夫に見返られた薄倖の女も救われるのであった。
ロケ地
- 弥七がお昼をつかう河原、清滝か。山は植林杉のそれ。忍びまで混じる怪しの「海賊」が弁当と財布を奪いかける。
- 弥七が能代へ先行する街道、不明(山道、林道か)。能代イメージの木場、「材木置場」(大規模)。
- お使いの途中出会った「妻」お静をくどく奥州屋の番頭(主の娘と結婚予定)、唐崎神社境内。その隙に大事な短刀を盗られてしまいパニくり。
- 格さんと八兵衛も弥七のヘルプに派遣し、助さん一人をお供に街道をゆく老公、棚田か。
- 海賊一味のアジトの小屋、琵琶湖岸に設営(竹生島の見え方から、北の方と思われる)。まわりの葦原で大立ち回りも。
- 能代を発つ一行、街道は棚田か。路傍に咲き乱れるのは蕎麦の花かあるいはミゾソバか(薄紅)。
脚本/加藤泰 監督/山内鉄也
※弥七の知り合いの老爺・伝二は加藤嘉、元盗っ人だが今は能代春慶塗の職人。娘・お静は田村奈巳。海賊の首領は藤岡重慶、手下に佐藤京介など。
→ 水戸黄門第二部 表紙
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