第17話 「縄張荒らし」 1971.1.18
隣村の同業のシマを狙う網元あり、しかし後継ぎの養子は「敵」の娘と恋仲。
暴虐つのり、遂に倅と縁を切り力押しで乗っ取りに出るが、相手方の網元宅には、老公らが滞在していた。
ロケ地
- 新潟・磯浜の海辺、不明(日本海ロケか、海に張り出した崖と、粗砂の汀に巌突き出す浜。背後の丘には松林、篠竹が生えた個所も見える)。
- 網元・藤田屋の娘・お小夜に話を聞くくだり等に出てくる里の景色、石積護岸の続く「浜辺」は海津あたりの琵琶湖岸か。波が湖っぽい。
- 佐渡屋の嫌がらせで焼かれる網小屋、琵琶湖河口州の草原か。派手に炎上。
脚本/津田幸夫 監督/山内鉄也
※タイトルの「縄張」には、「しま」と読みが振られていた。
※病臥中の藤田屋は菅井一郎、娘のお小夜は武原英子。佐渡屋は伊達三郎、養子の新助は森次晃嗣、佐渡屋の荒くれは阿波地大輔。
※ラス立ち、役人が駆け付けた段で名乗りを上げ印籠が示される。
→ 水戸黄門第二部 表紙
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