第2話 「暗殺」 1970.10.5
「奥州棚倉城下で全ての決着をつけよ」というのが柳沢の指令、暗に老公殺害を申し渡されたその藩では、殿様が病弱で世継も決まっていないのだった。
助さんと同門の藩士がいて板挟みになり苦悩、一身に罪を負って果てたサムライ哀れ。
ロケ地
- 街道をゆく老公一行、前回ラストと同所か(溜池端)。
- 比留間が馬を駆る山道、不明(松山からおりてくる地道)。
- 棚倉藩城イメージ、彦根城天守。ラストには違うアングルで出る。
- 小判で支払ったため釣りが無くて時間を食う茶店、遠景に瓦葺の小屋がある例のアレで高木もあり・谷地田沿いの道。はじめに出たのもここと同所か。
- 棚倉藩の詮議所が設けられている街道、丘の上か。遠景に家並み。
- 八兵衛が攀じ登るも中ほどで落ちてくる城壁、彦根城三重櫓裏手。弥七が来てロープをかける。
- 老公らが囚われている牢へ行くも接触に失敗、逃げた小夜に追っ手かかる城内描写、彦根城城内櫓まわり〜佐和口多聞櫓裏手石垣。弥七のほかお菊が助けに入る。救出後、弥七は小夜に印籠を見せる。
- 比留間の指示で老公らが移される慈眼寺(字は適当)、西教寺。老公らが接待を受ける客殿まわりを固める武装した藩士らは、大師堂北門内側のほかお堂階に。接待を終えて帰ってゆく殿様は書院渡廊。手槍を携えひたひたと迫る藩士たちのシーンは本堂廊下、あとで立ち回りも。
- 閉門を突破して寺へ駆けつける滝口、屋敷の門は不明。
- 棚倉を後にした老公らがゆく野道、湖西の棚田か。
※滝口裕之進は岡崎二郎、許嫁で城代の娘の小夜は北川美佳。
脚本/宮川一郎 監督/山内鉄也
→ 水戸黄門第二部 表紙
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