水戸黄門 第二部

第28話 「裏切り」 1971.4.5

 小倉入りした一行、弥生を知る回船問屋に招かれるが、さっそく大騒動。小倉屋は家老の指示で抜け荷をしていたが、雲行きが怪しくなると尻尾切りが来る。そのうえ、公儀隠密に鼻薬を嗅がされた家老は、あっさりお家をも売ろうとするのだった。

相国寺

ロケ地

  • 家老の腹心に駕籠で連行される小倉屋、相国寺方丈塀際(案じてつけてきた手代・新吉は方丈塀南西角から窺う/背後に法堂映り込み)〜弁天社角を曲がり北へ(老公の指示でつけてきた弥七は新吉のうしろから来る・大通院角にいるのをズーム)〜大光明寺南路地を西へ(南側の塀越しに見る図)〜林光院(代官所へ行かず家老屋敷へ連れ込まれる/式台玄関も使われる)
  • 書付を持ってくるよう家老に因果を含められた新吉、家老邸へ向かう彼についてゆく格さん、侍が出て立ち回りとなる道は相国寺方丈塀際。大光明寺の塀なども映り込む。
  • 家老邸へ潜入し隠密との密談を聞いた弥七、露見して逃げてくる彼と待っていた格さんが合流するのは相国寺弁天社。
  • 柳沢の意を受けて動く隠密が小倉屋の娘を監禁していた小屋、鳥居本八幡宮広場に設営。他の個所も映るが、囲いの塀など見たことのない「施設」も見受けられる。つけてきた弥七と、境内立木を使っての空中戦などもある。
  • 弥七を小倉の殿さまのもとへ遣わす老公、走る道は今まで出てきた相国寺の境内、お城を見上げるシーンは二条城南西隅櫓前。
  • 旅姿の小倉屋一家と別れ久留米さして発つ老公一行、酒屋神社前。小倉屋は東へ、老公たちは溜池の方へ緩い坂を上ってゆく。

脚本/大西信行 監督/田坂勝彦

※前回の設定を引き継ぎ、助さん萩で療養中のため不在。
※小倉屋は寺島達夫、娘の小夜は珠めぐみ、手代新吉は川地民夫。家老は外山高士(と思う)、殿さまは中村錦司。


→ 水戸黄門第二部 表紙


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ