第3話 「暁の乱斗」 1970.10.12
一揆の張本人とされる庄屋の唐丸を見つめる娘、果たして深い訳あり。護送の任にあたる「まともな方」の役人に近づいた老公は、深刻な事情が隠れていることを確信するのだった。
またまた比留間が湧いて出て、たちまち悪代官に取り入るが、形勢不利と見るやすぐに逃げる。
ロケ地
- 福島の手前の街道をゆく老公一行、不明(山道)。おるいと出会う茶店、棚田に設営か。
- おるいが父の大庄屋・庄左衛門の無事を祈りに行くやしろ、長谷八幡宮(助さんとお菊が、朱色の二の鳥居まわりの玉垣の隙間から、本殿で祈るおるいを凝視)。村の衆の暴発を止めようとするシーンにも出てくる。
- 老公が真面目一方の代官所役人と深い話をする水辺、不明(溜池端か、対岸に家らしきものも見える)。
- 代官の手先が唐丸を始末しに来る峠、不明。ここへ至る街道は川堤と思しき地形、あとは山道と林道(ここでラス立ち、印籠が出る)。
- 役人や庄屋と村人たちに見送られ当地を発つ老公、小祠のある街道は仰木の梅宮神社端の小径。
※おるいは江夏夕子、真面目な役人は井上孝雄、酒乱ぎみの同役は深江章喜。代官領は、少し前まで福島藩領だったところ。岡崎庄左衛門は山北18ヶ村の大庄屋。
脚本/津田幸夫 監督/山内鉄也
→ 水戸黄門第二部 表紙
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