第4話 「漆三代」 1970.10.19
むかし貰った会津塗がお気に入りの老公、作者を訪ねて会津へ寄り道。そこでは、当の漆器の粗悪品が出回り、名人は製作をやめてしまっていた。
松平家に巣食う悪を除いた老公、漆職人父子の和解を見て旅立ってゆく。
ロケ地
- 左越後道、会津へ17里の道標がある街道、不明(下り坂の地道、行く手は山峡の、両側に棚田の道。昔の作品で見たような・中山池付近か)。ラスト旅立ちも同所。
- 間道を抜けてゆく大八を見る一行、保津峡落合崖道。脱輪の手助けをしようとして邪魔にされる、あるいは包みからこぼれた器を拾うと怒鳴られて、怪しさ満点。
- 筆頭家老の腹心・伊藤が襲撃される、勘右衛門宅からの帰り道、大覚寺大沢池堤。助格介入、八も手助け。
- 間道で見かけた男を尾行する助さんと八、保津峡沿いの地道(トンネル手前の50号と思われる)。このあと山中の漆畑、ガレ場へ(秘密工場設定。谷山林道みたいな切通しもあり)。
- 次席家老・酒巻邸イメージ、大覚寺明智門。悪徳商人と密談のくだり、弥七が天井裏にいて露見。
- 会津屋と取引しに来た男たちを倒して割符をとる助さんと八、保津峡落合落下岩と周辺。
※頑固な名人・勘右衛門は志村喬、家出息子は東野孝彦、許嫁は二木てるみ。密造を探っていた首席家老の腹心・伊藤は舟橋元か。
脚本/葉村彰子 監督/内出好吉
→ 水戸黄門第二部 表紙
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