水戸黄門 第三部

第21話 「母恋巡礼」 1972.4.17

 老公が思い立って岩国へ寄り道、途中で悪い男にからまれていた少女の巡礼を助けると、両親を訪ねて長旅をしてきたという。その子の父は悪家老とその一派に陥れられ危地にあり、母は夫を取り戻すべく悪徳商人に接触中であった。
藤吉に加え九郎太が現れて家老に智恵をつけるが、不発に終わる。

正伝寺

ロケ地

  • 岩国行きを思い立つ道隈、不明。八兵衛が追いついてくるシーンでは、溜池の端と判る。
  • 特産の紙を干している里の情景、走田神社蔵〜社務所前。
  • 巡礼姿の女の子から櫛をとろうとしている男(江幡高志)を見る老公ら、男と娘は走田神社社叢脇〜正伝寺参道坂(脇の植込みからここへ現れる)へ。和尚が出て男の匕首を落とす。ここは殿さまの菩提寺と知れる。
  • 母に否定されしょげかえる娘と遊んでやるお新、今宮神社摂社前。先の男が現れてさらってゆく。
  • 老公らが呼び出され襲われる錦川の渡し場、不明(対岸の土手に松並木、流れを見ると芝居は左岸でなされているもよう。中州が見えているが、砂がち。河川敷は広く、枯れ葦が目立つ)
  • 娘の父が証拠の書付を預けてあった永興寺(先の和尚の寺、看板が架かっていた)、不明(石段を上がると鐘楼門?入ってすぐお堂があり、元萱葺の鉄板張り?お堂の中から門が見える画も)
  • 当地を去る一行、溜池端の道、路傍に土壁の小屋あり。遠景の山にガレ。興戸の谷地田みたいな感じ。

脚本/津田幸夫、葉村彰子 監督/鳥居元宏

※悪家老は伊達三郎。


 → 水戸黄門 第三部 表紙


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