第28話 「暗雲晴れて」 1972.6.5
薩摩入りした一行だが、城下へすんなり入れる筈もなく、あろうことか老公は撃たれて崖から落ち「自爆」。もちろんこれは替え玉で、第一話で老公暗殺を阻止して果てた若者の父が買って出ていた。
薩摩藩乗っ取りを企む城代の野望は潰え、老公は江戸へ帰還、お城では大ねずみとの対決をしてのけるのだった。この前に、藤吉はお新に討たれ、九郎太は雇い主に諌言して果てるという結末がついている。
ロケ地
- 狼煙が上がるのを見届けた弥七とお新、追っ手の犬をまいて立ち去る山道、植林杉の林道。
- 狼煙の大筒を抱え、尾根に出てくる八兵衛、不明(山稜?)。
- 弥七らと合流する老公たち、酵素河川敷(小屋仕立て)。林に分け入ると、薪拾いの老爺と出会い、湯宿に誘われる。
- 丹兵衛の湯宿、日吉山荘。滝にスモーク演出。後段、追っ手から逃れここを出るシーンもある。新川の谷と言われている。
- 検問が行われる、城下へ通じる道、北嵯峨か(竹林際)。
- 老公らが追い詰められる山中、不明(谷山林道みたいな切通しがあり、幼松が植え出されている)。老公に扮した丹兵衛が崖落ち。
- 弥七とともに父の墓に参るお新、黒谷か。
- 水戸への道をゆく一行、琵琶湖西岸松並木。見える岬は権現崎っぽい…近江白浜あたりか。
水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 柘植九郎太/成田三樹夫 霞のお新/宮園純子 夜鴉の藤吉/中野誠也 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 島津左京/岡田英次 柳沢吉保/山形勲
脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也
→ 水戸黄門 第三部 表紙
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