水戸黄門第14部

第12話 「偽黄門の悪退治」 1984.1.16

 久保田藩領へ入る前、年寄り扱いされ立腹した老公は、一人で杉山の中へ。もちろんすぐ痛い目に遭うが、助けてくれた里の娘の話を聞いたことから、世直しがはじまる。
今回はニセモノが出る趣向で、騙りの不届き者たちは体よくアイテムに使われるのであった。

ロケ地

  • 矢立峠を越え、秋田大館へ入る一行がゆく山道は、神護寺から見た清滝河畔の道か。老公が落とし穴(底に逆茂木)に落ちる杉林は、このあたりの北山杉の山?早苗に手当てしてもらう谷川は清滝河原。このあとも植林杉の山が出てくる。
  • 老公の脅しで御留山へ巡察に向かうニセモノ一行、山林奉行たちにニセとばれてしまう道は神護寺参道南側の細道か。このあと奉行がニセ一行を何食わぬ顔で案内する見晴らし台は、神護寺かわらけ投げの広場か。
  • 当地を発つ一行、谷内田沿いの道。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 由紀/片山由香 早苗/香山まり子 助八/桜木健一 角次/岡本信人 戸沢政憲/船戸順 大渕屋/須藤健 益造/伊豆肇 鶴之助/うえだ峻 小野寺義通/溝田繁 権次/佐藤晟也 寺田/三善雅夫 旅籠の主人/佐々山洋一 留吉/門田裕 女中/曽根千香子 高木吉治 内藤康夫 川辺佑太郎 畑中伶一 美松艶子 春藤真澄 松原健司 松五郎/芦屋雁之助

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也

※早苗の父は樵人足のかしら、御留山伐採に駆り出され拘禁されている。ニセ一行は旅役者で、老爺と「助」「格」が揃う運び。


 → 水戸黄門第14部表紙


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