水戸黄門第14部

第14話 「鬼と呼ばれた黄門様」 1984.1.30

 本庄の地で、自分そっくりの顔をした業突く張りじじいと出会う老公。身から出た錆で陥れられかけるところ、老公の打った芝居で救われる結果となるが、爺さまはきっついお説教を食らうのだった。

ロケ地

  • 田村麻呂ゆかりの光善寺へ代参してきた助さん、本庄目指し一人ゆく道中、里の娘たちに物を問う道隈、酒屋神社奥の溜池端か(対岸は竹林、燈籠はあしらいもの)。その後子連れの母が行き倒れるのを助ける橋、中ノ島橋
  • 子吉屋の荷駄が襲われる坂、山中の坂か。
  • 子吉屋の苛烈な取り立てに怒った百姓衆が押しかける庄屋宅、民家門内外。老公がたまたま前を通りかかり、子吉屋と誤認され追いかけられる。
  • 村の衆から逃げた老公、格さんと共に隠れるお堂、大覚寺五社明神舞殿に扉を付けて堂に仕立て(南側に格子戸、絵馬が吊ってある)。このあと、祠前でお静が庄屋とお沢に土下座して父の所業を詫びる。ここへ老公が出て、子吉屋として謝罪し、倍額買取を提示。
  • 当地を発つ一行、池端か谷地田沿いと思しき道は、冒頭の興戸あたりか。

水戸光圀、子吉屋利右衛門/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 由紀/片山由香 お静/葉山葉子 庄屋/浜田寅彦 脇田重太夫/原口剛 徳兵衛/堺佐千夫 岩木屋与兵衛/野口元夫 銀蔵/小池栄 音次/入江慎也 五郎八/浜伸二 亭主/北村光生 茂作/高橋仁 お沢/門之内純子 百姓/国一太郎 太吉/岡高宏 文吉/竹内健太郎 和田昌也 藤山良 廿枝靖 志茂山高也 松村直美 堀田明美 葉山伸二

原案/葉村彰子 脚本/大久保昌一良 監督/居川靖彦

※子吉屋を狙う米問屋は岩木屋、これと通じる子吉屋の番頭は徳兵衛、グルの役人・脇田は勘定奉行、仲間のヤクザは銀蔵。お静は子吉屋の娘、八年前出奔し久保田で所帯を持つが亭主は亡くなり、今回助さんに身代わり芝居を依頼する運び。


 → 水戸黄門第14部表紙


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