第19話 「悪を懲らした喧嘩友達」 1984.3.5
親友・正容侯との再会を期し、会津入りの老公。しかし両人ともアレなので、まともに城で会うはずもなくお忍び。折しも国ざかいでは蒲生の残党が暴れていて、二人の殿さまはこれに関わってゆくのだった。
ロケ地
- 会津領目指し街道をゆく老公一行、酒屋神社奥の谷内田沿いか(竹を保管しておく小屋が見える。これが瓦葺)。八兵衛と由紀さんは先乗り。
- 鶴ヶ城、イメージに本物の天守遠景。遠眼鏡で光圀を捜す正容のくだり。
- 蒲生の残党「狼」が里人を襲うのに行き会わせる一行、大内辻堂前。助格が戦う間、老公と志乃は難を避けようと八木道の神社石段を駆け上る。囲まれてしまい危機一髪のところ吉弥介入の段は別撮りと思われる(後段出る山砦と同所か、幼松生えた山中)。
- 里人の力を借りて不明となった老公たちを求め山狩りのくだり、雪残る山林。後段出る山砦のシーンでも残雪が見える。
- 狼の山砦、湖南アルプスか。幼松の目立つ山肌のほか、涸川の河床のごとき地形も。
- 山狩りをするも老公たちは見つからず、頭を垂れて里へ戻ってくるシーン、ありものの民家か。
- 老公らが里の様子を見に行こうとする際、大人数を繰り出して山を下る狼を見るくだり、大内亀岡道とセット併用で里人との戦闘シーン。
- 当地を発つ一行、冒頭と同じ興戸あたりの谷地田か。竹林が沿う。
水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 由紀/片山由香 千加/丘祐子 百合/神崎愛 黒川孫兵衛/大坂志郎 大島与太夫/浜田寅彦 岩瀬将監/庄司永建 嘉兵衛/稲葉義男 安達屋伝右衛門/増田順司 蒲生五郎太/田中浩 弥惣太/浜田晃 飯屋の亭主/赤城太郎 伝造/小舟秋夫 勘兵衛/笹木俊志 池田謙治 井川孝 廿枝清 桜井吉弥/北大路欣也 松平正容/森繁久彌
原案・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也
※吉弥のなりは山役人ふう、ラストには百合姫の婿として老公が推挙。孫兵衛は側用人、与太夫と将監は重臣。
→ 水戸黄門第14部表紙
|