水戸黄門第14部

第22話 「主人を救った献上銘菓」 1984.3.26

 長岡への道を案内してくれた旅人は菓子職人、以前酒で奉公をしくじった御家へ恩返しの帰郷であった。しかしかつて彼を諭してくれたご主人様は、いま勤めに倦み酒浸りの日々を送っており、その因となっている藩の膿を、老公が糺す。

彦根城

ロケ地

  • 長岡への道をゆく一行、不明(山道、植生は雑木)。為替受け取りで後から来る助さん夫婦のゆく道も同所か。
  • 弥生が家老の倅にからまれる城下の町角、相国寺大光明寺南路地。無体におよぶところ、助さんが通りかかり撃退。
  • 長岡藩城イメージ、彦根城佐和口多門櫓(濠越しの図、奥に天守ちらり)。庄左衛門が上役にガミガミ嫌味を言われるくだり。
  • 献上菓子コンテスト当日、触れ太鼓が鳴らされるシーンのお城イメージに彦根城天守上部。
  • 当地を発つ一行、不明(山道、幼松とか見える)

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 由紀/片山由香 弥生/賀田裕子 岸庄左衛門/大山勝巳 栄吉/河原崎建三 宇津木玄蔵/青木義朗 牧野忠周/佐竹明夫 勝目兵部/飯沼慧 山木屋/小林重四郎 新助/塚本信夫 勝目保馬/伊藤高 お糸/内山みどり 園江/安岡真智子 河野実 泉祐介 高並功 伝法三千雄 島田秀雄 清家三彦 福中勢四郎 上田理恵

原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/山内鉄也

※金沢で修業し一人前の菓子職人として更正した栄吉は、もと岸家の中間。弥生は岸の息女。庄左衛門は物産方平役人、直属上司・宇津木は、栄吉が喧嘩で怪我をさせた相手の主人。家老は勝目、悪徳商人は山木屋。ラス立ち福ちゃん入り、裃つけた藩士。
※栄吉が作り上げた菓子に、老公が「越之雪」と命名し箱書きをする(梅里の署名も)。モデルのお菓子は年代は違うがいわれは同じで、旨そう。


 → 水戸黄門第14部表紙


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