水戸黄門第14部

第26話 「湯けむり格さん子守唄」 1984.4.23

 格さんが拾った赤子は捨て子にあらず、悪者から逃げた母親が地蔵堂に一時隠したものだった。夫婦は駆け落ち者、実家から連れ戻しに人が来ているほか、土地のヤクザとつるむ代官が母親に色目を使っているのだった。

酒屋神社

ロケ地

  • 山中温泉イメージ、日吉山荘と飛竜の滝。先乗りの弥七が渡る橋は清滝か。
  • 赤子を渡せと言われた千佳が逃げる道、不明(背景に来ている土手?の下に屋根が見える)
  • 山中さして街道をゆく老公たち、不明(山道、雑木の山?)
  • 千佳を捜すヤクザ者たちと、為替を受け取って一行を追う格さんがすれ違う道、両側まさに藪状態でちょっと坂ぎみなこれは、酒屋神社前の「旧道」か。
  • 千佳が赤子を預け置く地蔵堂、お堂はセットくさいが、周囲はロケか。追っ手攪乱のため草履を落としておく石段は酒屋神社摂社前か。
  • 千佳の亭主・清太郎が鬼神一家に囲まれボコられる神社、酒屋神社。割拝殿で芝居が進行、鳥居や本殿も映る。ここで弥七介入。
  • 弥七が夫婦を隠した水車小屋から出てきてしまう清太郎、鬼神一家に囲まれてしまうのは酒屋神社参道。
  • 清太郎が「殺した」代貸が高飛びするところ弥七が押えるくだり、酒屋神社前か(灯籠あり)
  • 当地を発つ一行、溜池端は興戸か(池の水は抜かれはじめているもよう。対岸は竹林)

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 千佳/三浦リカ 清太郎/佐藤仁哉 ふで/大塚道子 野々村監物/永井秀明 鬼神の虎蔵/森幹太 権十/南祐輔 牛松/大木正司 後藤/田中弘史 代貸/徳田興人 徳兵衛/中村錦司 番頭/有島淳平 百姓の女房/志乃原良子 仔分/大矢敬典 百姓/志茂山高也 中盆/木下通博 市条亨一 諏訪祐子

原案/葉村彰子 脚本/大久保昌一良 監督/山内鉄也

※代官は野々村、按摩に化けて探りに来た老公にむちゃくちゃされる。権十は大聖寺の鳶、清太郎の母に頼まれて連れ戻しに来ているが、虎蔵と組み悪さをはたらく。清太郎は富商の若旦那。


 → 水戸黄門第14部表紙


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