水戸黄門第14部

第27話 「殿様を泣かせた娘」 1984.4.30

 親を亡くしたあと、夜昼なく働き弟妹を育て、年貢も納める健気な娘。今度の殿さまはきっと暮らしを楽にしてくれると信じきっている彼女に、汚職役人どもは苛酷な仕打ちを浴びせかける。
入封したての若い君主を侮り私腹を肥やしていた者どもは、老公の働きで不正を暴かれるのであった。

ロケ地

  • 九頭竜川イメージ、不明(保津峡手前の大堰川にも似る)
  • 勝山領へ入る一行、志乃が足を痛めて歩けなくなる道、不明(山が近い雑木林、枯野)。格さんが馬子を見つける道は北嵯峨農地竹林脇。
  • 馬子の娘・お美代の家、山腹の萱葺屋根。
  • お美代が年貢を届けに行く庄屋屋敷、上写真の民家。門前で、役人が米の量をはかる。
  • 御狩場での道普請賦役、酵素河川敷。このくだりでは草ぼうぼう、後段殿さまが巻狩りの際はいつもの酵素。
  • 勝山城イメージ、彦根城開国記念館。濠越しに北から見た図。弓のお稽古の殿さまは嵐亭延命閣庭。
  • お美代の回想、お国入りの殿さまの行列を汚すも赦された弟たち、不明(切通し?の山道)
  • 巻狩り中の殿さまを老公のもとに連れてゆく助格、老公がいる神社は不明(長谷八幡宮などにも似る)。建物内部はセット撮り。
  • 当地を発つ一行、北嵯峨か(見上げ)

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 お美代/杉田かおる 清兵衛/伊沢一郎 奥野帯刀/玉川伊佐男 志田和重/睦五朗 野本/田畑猛雄 小笠原貞信/志垣太郎 市太/長崎真純 三吉/川名浩介 おはな/中里真美 岩尾正隆 宮城幸生 畑中伶一 服部明美 清家三彦 石井洋充 竹井雅文 井川孝

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/居川靖彦

※庄屋は清兵衛。奥野が家老、志田は勘定奉行。


 → 水戸黄門第14部表紙


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ