水戸黄門第14部

第32話 「灘の庄助なぜ酔っぱらう」 1984.6.4

 美酒を楽しみに灘五郷へやって来た一行だが、出てきたのはどうにも薄くて酸っぱいひどい代物。そして、その酒を不味いと言いつつ浴びるが如く呑む爺さまは、造り酒屋のあるじ。もちろんこのざまを放っておく老公ではなく、三年前の因縁から掘り起こし、悪党どもを燻りだしてゆくのであった。

木津堤

ロケ地

  • 尼崎藩領・灘五郷へ向かう一行、渡る橋は流れ橋。ロングと見上げと。
  • 房吉の実家の池田の豪農・房右衛門宅、不明(萱葺の門で前がスロープのアレ。今回は母屋と前庭、門内側も映っている。門から続く塀が凹形に中へ続いている感じ?前庭には祠も)。美酒を醸すための特上米が運び出されるシーンが後段にある。ここへ行く道戻る道に出てくる並木は、大沢池堤か。
  • 当地を発つ一行、木津堤(見上げ)

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 お菊/山本みどり 房右衛門/田崎潤 黒沢平太夫/早川雄三 富田屋重吉/加藤和夫 弁天の島五郎/南道郎 居酒屋の親父/北見唯一 房吉/森次晃嗣 長吉/大木晤郎 徳三/野口貴史 留吉/多賀勝 川島満 高橋しん也 木谷邦臣 西山清孝 北野清治 宮城幸生 池田謙治 藤長照夫 桂登志子 伊丹の庄助/三木のり平

原案/葉村彰子 脚本/大久保昌一良 監督/倉田準二

※灘の酒は全て富田屋の銘で売り出され、そうなってから酒税が上がったという次第。代官・黒沢や地回りの島五郎がグルで、庄助を殺人者に仕立て脅していたという構図。この話、どこかで同じのを見た気がする。


 → 水戸黄門第14部表紙


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