第32話 「灘の庄助なぜ酔っぱらう」 1984.6.4 美酒を楽しみに灘五郷へやって来た一行だが、出てきたのはどうにも薄くて酸っぱいひどい代物。そして、その酒を不味いと言いつつ浴びるが如く呑む爺さまは、造り酒屋のあるじ。もちろんこのざまを放っておく老公ではなく、三年前の因縁から掘り起こし、悪党どもを燻りだしてゆくのであった。 ロケ地
水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 お菊/山本みどり 房右衛門/田崎潤 黒沢平太夫/早川雄三 富田屋重吉/加藤和夫 弁天の島五郎/南道郎 居酒屋の親父/北見唯一 房吉/森次晃嗣 長吉/大木晤郎 徳三/野口貴史 留吉/多賀勝 川島満 高橋しん也 木谷邦臣 西山清孝 北野清治 宮城幸生 池田謙治 藤長照夫 桂登志子 伊丹の庄助/三木のり平 原案/葉村彰子 脚本/大久保昌一良 監督/倉田準二 ※灘の酒は全て富田屋の銘で売り出され、そうなってから酒税が上がったという次第。代官・黒沢や地回りの島五郎がグルで、庄助を殺人者に仕立て脅していたという構図。この話、どこかで同じのを見た気がする。 |