水戸黄門第14部

第35話 「陰謀暴いた鳴門の渦潮」 1984.6.25

 老公、記憶喪失の「格さん」を拾うの巻。許婚者すら見間違うほど似ているその男は、何やら藩から追われている身と知れる。
事情を察した老公、捕まって密殺されかけてみたり、罠まるだしの刑場に出向いたり、いつもより一人多いチームを駆使して悪を懲らすのであった。

鳴門の渦潮

ロケ地

  • 鳴門の渦潮は本物、老公らが歓声をあげる観潮台は保津峡落合落下岩付近(柵付けてある)
  • 船着等洲本の浜、琵琶湖西岸(?)松原(重厚な木製の船着も映っている)。後段、幾度も登場。
  • 洲本城イメージ、犬山城。木曽川を掘に見立てた例の構図を、海に擬えて使用。
  • 格さんを文吾と間違えた千田、許婚者の綾を連れてきて会わせる夜のお堂は、大覚寺聖天堂前に塀などしつらえ演出。縮緬問屋の番頭という申し立てを二人は納得せず、文吾の実家へ連れていかれ、結果捕縛と相成る。
  • 文吾の回想、錣の居合にやられ波間に落ちた夜のシーン、落合か。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進、横堀文吾/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 綾/中村明美 初音/風見章子 大目付山城/永井秀明 鳴門屋彦左衛門/神田隆 船奉行丹羽/外山高士 錣典膳/亀石征一郎 千田次郎太/遠藤征慈 五郎蔵親分/小池栄 伝次/黒部進 時造/岡部正純 有川正治 武井三二 筑波健 和田昌也 宮崎博 宮城幸生

原案/葉村彰子 脚本/伊上勝 監督/倉田準二

※鳴門屋と船奉行の癒着を知った文吾、城代に訴え本藩に訴えに行く手筈となるが、城代もグルで暗殺されかかった次第。親切ごかしの朋輩・千田もグル。


 → 水戸黄門第14部表紙


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