水戸黄門第14部

第5話 「三年味噌に賭けた意地」 1983.11.28

 仙台城下、味噌の御用をつとめる老舗が悪党に狙われるが、老公が居合わせたことにより救われ、永年の父子の相克も氷解する。
加藤嘉の頑固じじいと、縮緬問屋の隠居の意地の張り合いも面白く、桜木健一が渡世人で出てきただけでオチの見える作りもまた良し。

広沢池

ロケ地

  • 仙台領・岩沼宿へ向かう一行、水辺は桂川河川敷か(礫河原、松尾橋付近と思われる)。渡し場は広沢池西岸湿地に設営、船上からは北東岸の建物も見える。出てしまった船に、渡世人姿の惣太郎が無理に乗り込んでくる次第。
  • 仙台城イメージ、本物の大手門脇櫓。江戸から、仙台味噌と岡崎味噌の対決をすることになったと知らせが入るくだり。後段、味噌献上の日のお城イメージにも出るが、ちょっと違うアングル。
  • 当地を発つ一行、不明(道は田畦、背後に山が来ていて、裾の方に赤土が三角形に露出)

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 由紀/片山由香 おまち/清水めぐみ 惣太郎/桜木健一 古木屋/加藤嘉 岩田屋/田島義文 河瀬源太夫/江見俊太郎 大門屋/山岡徹也 喜久次/中丸新将 野中作左衛門/志摩靖彦 藤吉/広瀬義宣 飯屋の老婆/津島道子 御側廻/五十嵐義弘 船頭/小船秋夫 役人/高並功 人足/池田謙治 人足/小坂和之

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/居川靖彦

※古木屋に成り代わろうとするライバルは岩田屋、グルの側用人が河瀬で家老は野中、荒事担当の口入屋が大門屋。ラス立ち福ちゃん入り、裃つけた藩士。


 → 水戸黄門第14部表紙


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