第7話 「無法裁いた孤独の十手」 1983.12.12
花巻の町では、悪代官とつるんだヤクザがやりたい放題。無法を摘発する筈の目明しはぐうたらで、その悪党どもの言いなり。以前は骨のある男だった目明しがこうなったのには、深いわけがあった。
盛岡を前にして、いよいよ刺客が蠢きだすさまも描かれる。
ロケ地
- 峠を越えれば花巻という街道をゆく老公一行、谷山林道切通し。刺客の浄法寺が出るほか、清太少年と出会う。
- 文治さえしっかりしてくれればとボヤく町衆、それを聞きいたたまれず飛び出し川に石を投げる文治の倅・清太、中ノ島橋下河原(右岸)。後段、老公らが見送られるシーンでは橋上が使われる。
- 祭りの稽古が行われる神社、小椋神社。稽古は舞殿脇、清太が苛められるのは摂社前。後段、祭りが行われる際には、鬼剣舞の衆になりすました浄法寺らが老公を襲うシーンがある。
- 父に反発した清太がやってくるお堂、大覚寺五社明神。舞殿に扉と壁を付けてお堂に仕立ててある。このあと井筒一家が、冥加金に異議を申し立てた世話役をここで殺害、「お堂」の中にいた清太が目撃する次第。
- 花巻を発ち盛岡へ向かう一行がゆく街道、大内亀岡道。
水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 由紀/片山由香 お蝶/賀田ゆう子 文治/森次晃嗣 徳三/垂水悟郎 清太/池田真人 浄法寺隼人/伊吹聡太朗 峯岸陣十郎/玉川伊佐男 松造/森幹太 政吉/市川好朗 吾平/山村弘三 助役/市川男女之助 助役/佐々山洋一 嶋多佳子 木谷邦臣 大矢敬典 有島淳平 四方公 畑中怜一 今川浩一
原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/荒井岱志
→ 水戸黄門第14部表紙
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