第8話 「陰謀砕いた薪能」 1983.12.19
いよいよ今回の旅の主眼である、南部盛岡へ。江戸で釘を刺されたにも関わらず、悪党どもは柳沢の内意を取り付け、弟ぎみを藩主に据えるべく動き出していた。
お話のツボは、敵の内懐に入り込んでいた決死の忠義者と、薪能での老公登場シーン。
ロケ地
- 街道を避け、早池峰山中をゆく老公一行、不明(山中林間、谷川の小橋なども見える)。
- 盛岡城イメージ、松江城天守。
- 男装の志乃が関所を通った直後浄法寺に捕まってしまう街道筋、谷山林道か(両側切通し)。
- 老公らがお昼をつかう小屋、植林杉の山。
- 志乃の唐丸がゆく夜の山道、両側植林杉の山道。
- 老公らが隠れる坑道、ありものか。
- 直房が狩のあと入る屋敷、嵐亭か(中門と庭?延命閣から見た図も?)。
- 重信が隠棲する屋敷、不明(門と母屋が萱葺、庭には幼杉スタンダード仕立ての立木)。
- 重信が始末されかかる山道(直房の餞に行われる薪能に招かれて行く途中)、湖南アルプス尾根道。
- 事後、当地を発つ老公らに合流する由紀、大内辻堂前。
水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 志乃/山口いづみ 風車の弥七/中谷一郎 由紀/片山由香 田鶴/佐藤恵利 関主水正/目黒祐樹 南部直房/加納竜 藤江左京/名和宏 浄法寺隼人/伊吹聡太朗 毛馬内九左衛門/村上冬樹 早坂源八郎/小林尚臣 高森将監/岡田英次 南部重信/荻島真一 北原将光 福本清三 白井滋郎 五十嵐義弘 矢部義章 平河正雄 木下通博 竹井雅文
原案・脚本/葉村彰子 監督/居川靖彦
※志乃は綱條の伝言を持って来たもの。事後、一行とともに発つ際は女の格好に。
※老公裁定で弟は八戸へ、藩目付だった忠義の士・関を付ける。
→ 水戸黄門第14部表紙
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