第19話 「父娘救った主君の鎧」 1985.6.4
松山城下、泥棒の難に遭う娘を助けた老公たちは、そのまま「子の刻登城」にまつわる争いに関わることに。頑固な徒士組の老武士・伝兵衛は、はじめ老公の申し出を断るが、曲折を経て志を受けることとなる。
ロケ地
- 行き交う高瀬舟を眺める水辺、嵐峡。伝兵衛の娘・茜がお面をつけた男たちに財布を盗られるのは祐斎亭前か(竹垣)。
- 城イメージ、郡上八幡城。伝兵衛不参加を噂する藩士たちのくだり。家老の息子・直常が伝兵衛に茜のことで返事を迫る城内は彦根城三重櫓裏手。
- 鍛錬に励む伝兵衛、上り下りする坂は金戒光明寺石段。このとき半鐘が鳴り伝兵衛の長屋は炎上、具足は燃えてしまう。
- 城イメージ、郡上八幡城。火元は伝兵衛宅とされ謹慎を食らうくだり。失意のうちに下城してくる伝兵衛を呼び止め、茜は貰うと宣言する直常、彦根城石垣際〜天守下。
- 思い詰め腹を切ろうとする伝兵衛、大西家の墓は黒谷墓地(塔の下あたり)。
- 忍びの参詣の松山藩主の前に出て具足と旅籠代を無心する老公、金戒光明寺三門。神君拝領の先々代の具足が届けられるのも同所。
- 子の刻登城のレース、途中通る道は彦根城堀端か。このあと彦根城石垣際〜太鼓門櫓を経てセットにスイッチ。
- 伝兵衛らに見送られ発つ老公たち、不明(丘陵地の裾?)。
水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 綾姫/片平なぎさ うっかり八兵衛/高橋元太郎 大西伝兵ヱ/高松英郎 大西茜/舟倉由祐子 正田秀之助/吉田次昭 京極直常/小野進也 京極守常/早川雄三 水谷出羽守勝美/細川俊夫 源造/武藤英司 秋山/可知靖之 前岡/田畑猛雄 旅籠の主人/山村弘三 山本弘 日高久 木谷邦臣 香住美弥子 笹木俊志 白井滋郎 矢部義章 西山清孝 細川純一 大矢敬典 青野真巳
原案/葉村彰子 脚本/加瀬高之 監督/居川靖彦
→ 水戸黄門第15部表紙
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