水戸黄門 第十五部

第33話 「わしは天下の占い師」 1985.9.9

 小諸入りした老公だが、殿さまの病が鯉の祟りとかで生き血も鯉こくもダメ、町は沈んでいる。その託宣、家老と組んだ怪しの修験者のものと知り、また跡継ぎをめぐり若君に魔手が迫ることも知る老公、とった作戦は、己も占い師として対決する大芝居であった。

青龍苑

ロケ地

  • 小諸めざし千曲川畔をゆく一行、大堰川河川敷か。鯉の生簀みたいに仕立ててある流れは、犬飼川合流点にも見える。
  • 漁師の娘・お清が託宣を受け行く厄除観音、不明(林の中、階をおりると行滝のような落水、仏が祀られている)
  • 老公に命じられ城を探る弥七、城イメージの天守は岡山城天守。石垣をのぼるシーンは彦根城堀端か(犬走り?)。城門は小体なつくりで、園部高校の門にも似る。
  • 参勤交代に行者のOKが出てご満悦の殿さま、青龍苑池泉。ここで、家老が次男亀松ぎみ(側室の子)を次期に推す次第。
  • 当地を発つ一行、大堰川河川敷か。汀からお清が老公に呼びかける。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 綾姫/片平なぎさ うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 安木郡兵衛/川辺久造 石川乗政/清川新吾 正善坊/内田勝正 金兵衛/西山嘉孝 木村新次郎/伊吹剛 志津/森田理恵 お清/友直子 牧冬吉 五味龍太郎 有川正治 福本清三 泉好太郎 小峰隆司 北原将光 岡嶋艶子 東孝 石井洋充 永田登志雄 岡田和範 松本伸也 岡田匡彦

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/倉田準二

※行者は勝正、新次郎は若君の扶育係で志津は妹。白影さんは若君に毒を盛る医者、福ちゃんは家老付きの忍び…この二人、印籠出たあと「証言者」としてその場に突き出されている。
※老公の占い師は別にアレだが、綾姫のイタコは奇声がヒドい。


 → 水戸黄門第15部表紙


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