水戸黄門 第十五部

第38話 「父と呼ばれた格之進」 1985.10.14

 格さんは父を慕う少年になつかれて、老公たちは彼の祖父母にあたる河岸問屋の老夫婦の使いを助けて、弥七は賭場で「逃亡中の若旦那」を見咎め、それぞれに大宮の揉め事と関わってゆく。なにしろ、全てを取り締まるはずの郡代がスガカン、潜入した綾の色香に迷い無体におよぶ座敷で、田舎爺に踏み込まれてしまうのだった。

広沢池

ロケ地

  • 大宮さして街道をゆく老公たち、田畦。はさ木が見え、後から来た格さんのシーンではクリーク状の小川が見える。亀岡か。
  • 川勝の老夫婦が使いに出した与平が、勢造の手下に痛めつけられるところへ来合わせる老公たち、立ち回りは広沢池東岸汀。夜間撮影。
  • 当地を発つ一行、稲穂の海。奥にある疎林は畦畔木か。段丘のような地形も見える。亀岡か。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 綾姫/片平なぎさ うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 お駒/本阿弥周子 千太郎/石田信之 中館右一郎/菅貫太郎 荒川の勢造/井上昭文 千右衛門/小栗一也 千吉/鈴木武次郎 堀井兵庫/久富惟晴 庄兵衛/永野辰弥 新海なつ 石倉英彦 遠山金次郎 佐々山洋一 島田秀雄 木下通博 小坂和之 岡田和範

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/居川靖彦

※川勝のあるじは千右衛門、博打の借金で逃亡中の若旦那は千太郎、子は千吉で母はお駒。川勝乗っ取りを仕出かしたライバルの河岸問屋は庄兵衛。グルの川奉行は兵庫。


 → 水戸黄門第15部表紙


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