第7話 「無法を砕く大草原の血闘」 1985.3.11
阿蘇の地ではとんでもない荒くれ者が里を蹂躙しており、代官に訴えても容れられない。それもその筈、荒くれの父親は代官とつるむ悪徳商人で、唯一の水場・草千里を抑えて一帯の支配を目論んでいた。
老公らは、阿蘇大宮司の裔という娘を助けたことから関わってゆく。
ロケ地
- 噴煙をあげる阿蘇を眺める老公たち(助さんと八兵衛)、阿蘇山は本物、立っている山は植林杉の山か。
- 別行動の格さんと綾姫、肥後屋の倅・次郎太らが里人を蹂躙するのを見る野原は不明(山上の広野、饗庭みたいな感じ?)。野焼きの火を持ち込まれ焼かれる里は崖下の荒れ地、柳谷か。
- 阿蘇神社へやってくる老公、大原野神社。鳥居をくぐると、芳乃が本殿で参詣を終え戻ってくる。次郎太が出て無体を仕掛けるのは水場のそば。
- 芳乃が暮らす屋敷、不明(よくあるタイプの長屋門、ここへ来るのに坂がある。反対側は田地)。ここで話を聞く際出る草千里イメージは本物。
- 代官所手代になった次郎太が里人に草千里は今から代官直轄と申し渡しをする神社、藪田神社舞殿前。見返りで参道も映っている。舞殿は萱葺。
- 芳乃が直訴とみた一味、次郎太が罠を仕掛けて待つ野原は先の広野か。弥七の助けで逃れ、助さんと二騎駆け下りる坂は大内亀岡道。
- 当地を去る一行、山道は不明。
水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 綾姫/片平なぎさ うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 芳乃/根本律子 新兵ヱ/内藤武敏 神山主計/外山高士 肥後屋/武藤英司 次郎太/遠藤征慈 作造/天草四郎 守屋俊志 宮城幸生 笹木俊志 志乃原良子 波多野博 永田登志雄 奔田陵 大矢敬典 小船秋夫 松村真弓 遠藤隆厳
原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕、葉村彰子 監督/居川靖彦
→ 水戸黄門第15部表紙
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