水戸黄門 第十五部

第8話 「母恋し五木の子守唄」 1985.3.18

 老公が出会った健気な兄妹は、手踊り一座で花形として働きながら母を捜していた。彼らが気になった老公は座に加わり、熊本城下にいた母を探し当てるが、いざ子らが会いに行くと否定され拒否される。老舗の後妻として母は今、名乗りを上げられぬ身の上。そして、それを利用しようと企む悪党がいた。

大覚寺

ロケ地

  • 阿蘇の噴煙を見て熊本へ急ぐ老公たち(助さんと八兵衛)、野面は柳谷か(崖下の荒れ地)
  • 城下へ入る格さんと綾姫、熊本城イメージに本物。本妙寺へ入ろうとしていた二人が、母子に無体をしかける人足を見る門前、大覚寺勅使門前。町なかのシーンはセット撮り。
  • 我が子を迎えてやりたいが、継子の婿取りが無事済むまではと事情を話すおとせ、大覚寺大沢池堤(対岸の林が映り込み、塔の先端がちらり)。ここへ、城からの注文品の守刀が盗まれたと知らせが入る。
  • 盗みは内部犯行と助さんに話す格さん、大覚寺五社明神本殿前。綾さんも出て、叔父の仁兵衛が怪しいと言う。
  • 当地を去る一行、北嵯峨農地竹林(道隈の大岩を入ったところ)

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 綾姫/片平なぎさ うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 竜太郎/白龍光洋 千春/桜千春 おとせ/加茂さくら 源六/玉川良一 お園/松岡ふたみ 山岡修理/中山昭二 お近/石井富子 仁兵ヱ/田口計 由三/高峰圭二 水上保広 福本清三 平河正雄 遠山金次郎 島田秀雄 正木林太郎 小川純一郎 宮川友成 中谷哲也 山西一広 西森大志

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/倉田準二

※門前で無体の人足は福ちゃん。源六は座頭、はじめは阿漕だが最後は親子の再会を見てホロリ。


 → 水戸黄門第15部表紙


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